3537 明治大学博物館
「URUSHI!—漆 Part2 並木恒延 漆絵の世界」という企画展を見学するため、明治大学博物館に向かう。
神田駿河台付近、明大通りと呼ばれる道路沿いに、明治大学の建物がいくつも並んでいて、以前も来たことがあるにもかかわらず、博物館の位置が分からなかった。
大学職員の方に博物館のある建物を聞く。
途中の大学の入口で、こんな看板を見つけた。
大学構内においての禁止事項だったが…これには…?
当たり前と言えば、当たり前のことが書かれていた…が、具体的な例を見ると、大学紛争が激しかったころの名残だろうか?
ようやく着いた。
さっそく、「URUSHI!—漆 Part2 並木恒延 漆絵の世界展」を見学。
ふだん、ほとんど“漆”を意識することがなかったが、漆で、こんな芸術的な作品ができるのか?と興味を持った。
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もともとの目的であったこの企画展は、展示の規模は小さく、あっという間に見終わってしまった。
ちなみに、写真撮影も不可。
せっかく?なので、また常設展も見学していくことにした。
常設展は、商業利用でなければ、無許可で自由に写真を撮っていいらしい。ありがたい。
また、ここの博物館は、刑事博物館、商品博物館、考古学博物館が統合されできたもので、館内も3つに分かれている。
なかでも、特徴的なのは、日本で唯一の刑事博物館だろう。さまざまな処刑具や、処刑や拷問のシーンが展示されている。
そういった特徴から、刑事部門(コーナー)では、ふつうの博物館では見られないような注意書きがある。
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たしかに、こんな道具で、人を苦しめていたと思うと、心が痛む。
前回来たときも感じたが、冤罪だった人も決して少なくはなかっただろうし。
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しかし人類の歴史としては、こういったあまり表だって見えにくい世界も、きちんと知っておくべきことだと思う。
刑事部門以外では、商品と考古のコーナーがあり、いずれも盛りだくさんの内容で、じっくり見ていると時間が無くなってしまいそうになる。
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常設展の見学後、博物館をあとにしようと思ったら、阿久悠記念館があったことに気付く。
こちらは、さすがに、館内撮影禁止だったが、壁一面に貼られた、彼の作品の数々に圧倒される。
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時間がなかったので、阿久悠記念館は、また機会のあるときに見学したい。ちなみに、こちらも、無料なのはありがたい。