3393 熱川バナナワニ園

博物館・展覧会

熱川バナナワニ園にやってきた。

とりあえず、温泉さえ入れればいいかなと思っていたが、チェックアウトが10時ということだったので、けっこう、早めに追い出されてしまった。

そこで、駅から近くて、気軽に行けそうなところ…ということで、白羽の矢が立ったのは、ここ「熱川バナナワニ園」だった。

熱帯植物たちが繁茂す温室を抜けると、突然ジュゴンが現れる。

ちょうど、お食事中のようだった。

草食動物ということで、キャベツやレタスのような野菜を食べるのだそうだ。

これまでのジャングルのような温室とはうってかわって、蓮の花が主役の温室へ。


オオニバスは、子供が乗れるくらいの大きさになるというのは知っていたが、なんとこれが、一年草だったというのは、初めて知った。

ものすごい勢いで巨大化していくということになる。

山の斜面に作られているため、急な階段がいくつもあるので、足腰が弱い方は、ちょっと大変かもしれない。

「よっぱらいの木」だそうだ。

木の形が、酔っ払いが千鳥足で歩いているように見えるということから、その名が付いたという。

まぁ、言われてみれば、そう見えないこともない…

熱川バナナワニ園の英語名は、Atagawa Tropical & Alligator Garden らしい。バナナの文字がない。

続いて、ワニのいるゾーンへ。いま見てきたところとは、公道の向かい側にあって、

ワニゾーンの反対側は、伊豆急の線路になっている。

気にしてみなかったが、車窓から、一瞬ワニが見えたかも。

ワニは、ほとんど動かないので、正直見ていても、それほどおもしろいものではない。

ただ、ほとんど動かないものの、どことなくユーモラスな状態は、見ていて楽しい。

なぜか、水槽の同じようなところに集まってきている。

記念メダルの販売機を見掛けた。

小さいころは、これが大好きで、出掛けた先々で、必ずといっていいほど買っていたものだ。

自分の名前をローマ字で覚えたのは、もしかすると、これのおかげかもしれない。

さらに、分園というのがあって、マイクロバスで移動する。

特に時刻表なんてものはなく、お客さんが来たら、適当に発車する感じ。

分園に向かうバスは、急な坂を上がっていく。2~3分程度で到着。

施設の名称にもなっている“バナナ”は、ここ分園で多く見られるようだ。

ワニばかりでなく、カメやらアライグマあら、他にも動物がいる。

ただ、ジュゴンを除いて、みんな人に目を合わせてくれないのだ。それに、ワニをはじめ、みんな地味な感じだ。

11時に入園して、本園と分園をひととおり見学してちょうど2時間掛かった。

思ったより、見応えがあって楽しかった。

ただ、動かない熱帯植物と、あまり愛想のない動物たちばかりなので、やっぱり地味ではあるけれど。

Posted by ろん