3377 いい天気のなか、荻窪界隈を歩く
昨日と打って変わって、いい天気。快晴だ。
今日は、中央線荻窪駅から出発。荻窪駅は、地平にホームがあるので、空が広く見える。

最初の見どころは、「明治天皇荻窪御休所」

2回、この地で休んだというだけで、このような碑が立ってしまうというのだから、時代を感じさせる。
門は入れるようになっているが、中に入ってみると…
裏は、なんてことはない、普通のオフィスビルのようだった。
次の見どころポイントの、西郊ロッヂング(旅館西郊/りょかんせいこう)。
昭和初期に全室洋間のまかない付き高級下宿として建てられたそうで、その後旅館となったそうだ。また、一部はレトロなアパートとしても使われているという。
建物前の通りの車の往来が激しく、じっくり見ることができなかったのは残念。
内部をじっくり見学するのなら、宿泊するしかない。
で、料金を見てみると意外とお安い。でも、さすがに泊まるのもなぁ…

大田黒公園。
音楽評論家大田黒元雄の庭園を公園としたという。
それにしても、音楽評論家がこれほどまでの財をなすとはどういうことだろうと疑問に思っていたが、Wikipediaによれば、もともと家庭が裕福だったようだ。
そんな環境が、音楽に造詣を深め、音楽評論家の草分けと言われるようになったらしい。


コース順に歩いて行くと、かなりテンションの上がる光景が見えた。
普通は、誰も驚いたり、気にする人はいないと思うけど…

これ
これまで海外でしか見たことがなかった、街灯の吊り下げ方だったからだ。もしかすると、単に僕が気がついていなかったからだけかもしれない。
フィンランドの首都ヘルシンキで見た、街灯はこんな感じ。
ちょっと高級そうな住宅街を通り抜けて…
角川庭園を見学。
案内に誤字があるのはご愛敬。
角川書店創始者角川源義の邸宅跡を改修して、公園として公開しているそうだ。

本当に穏やかないい天気。
ここでゆっくりとしていきたい気分だったが、ちょっと休んで、先を急ぐ。
ススキを見ると、やっぱり秋らしい感じがする。
住宅地や公園を通り抜け、「与謝野晶子・鉄幹 ゆかりの地」という通りにやってきた。
与謝野晶子・鉄幹の住居跡という、見学ポイントにやってきた。
が…
そこには、わずかに碑やいわれの書かれた案内看板があるだけだった。
何も言われなければ、決してわからない。ただの公園にしか見えない。
太田黒公園や、角川公園のように、何か残っていたら、きっと見応えのある名所になっていたことだろう。
西荻は、あっても、南荻とは言わずに、南荻窪というようだ。
また上荻窪ではなく、上荻というみたい。

天祖神社の境内を通って…
さらに歩く。

バス停で、気になった注意書きが…
おそらく、バスの運転手に向けた注意書きのようだが、
これは、インターネットの掲示板で気をつけたいことだったりする。

本来のルートでは訪れない妙正寺を通って…
妙正寺公園にやってきた。
公園の木々も少しずつ色づいている。
今日は、いい天気で気温も高かったので、たくさんの人たちで賑わっていた。
少し休んでから、ゴールの荻窪駅へ。おつかれさまでした~。