3347 ワクワク、ガッカリ、そして、ショックへ
スティーブ・ジョブズ死去。
今朝聞いたこのニュースには本当にビックリした。
彼は次々と革新的な製品を世に送り出した。
彼の持つポリシーが、製品やサービスのすみずみにまで行き渡り、独特の世界を作り出してきた。
それに世界中の人たちを魅了された。
いつのまにやら、iPhoneが手放せないツールとなった。
本格的に使い始めて1年i以上経つが、今もまったく飽きることなく、満足し続けている。もちろん、多少の不満や希望はあるが、それを置いても、この製品のファンであると断言できる。
享年56歳。
死因としては、膵臓がんと伝えられているが、正確には、膵内分泌腫瘍というまれな病気だったようだ。
まだまだ生きたかっただろう…と思った。
そんなことを思いながら、彼の伝説のスピーチと呼ばれた、スタンフォード大学での卒業式式辞の映像を見てみた。
スピーチのなかで…
「1日1日を人生最後の日として生きよう。いずれその日が本当にやってくる」
「今日が人生最後だとしたら、今日やることは、本当にやりたいことだろうか」
彼が17歳のときに読んだ言葉だそうだ。それから、33年間、鏡の前で自問自答したという。
「あなたが、死を意識することが、失うことを恐れない最良の方法なのです」
このスピーチを見終えたとき、こうして、“死”を受け入れてきたからこそ、これほどまでの成果を挙げられただろうと思った。
彼が、もっと生きることができたら、さらに世界を驚かせてくれただろうと思う。
本当に残念だ。
先日のようなワクワク感を世界中の人たちと共有できたことに感謝して、哀悼の意を表したいと思う。