3346 山手線トレインネット試行列車に乗車
先日紹介した、山手線で開始したスマートフォンを使った実験が気になって仕方がない。
運行状況を、何度もチェックしてしまう。
今日、自宅に帰るタイミングで、「山手線トレインネット」が走っていることがわかったので、早速乗ってみることにした。
やってきた電車は、先頭車にヘッドマークのような飾りはなく、見た目は、ごくごく普通の山手線だった。
車両の側面には、「山手線トレインネット」のマークがあって、この車両が、特別なサービスを試行中であることがわかる。
早速乗り込む。
そして、iPhoneで、車内に送信されているWi-Fiの電波を受信する。
乗った場所にもよるのか、最初は、なかなか電波を捕まえてくれなかった。
駅間の短い山手線だと、まごついているうちに、1駅過ぎてしまう。
一度、接続できてしまえば、あとは途切れることはなかった。
車内では、一般の広告の代わりに、接続方法を紹介する方法が掲示されていたので、ちゃんと読めば、僕のようにまごつかないかも。。
車内はそれなりに混雑していた。
さっそく、混雑度合いをチェックしてみる。目安はこんな感じ。
ふレベルは、「肩が触れあう程度です」という表示だった。
3段階しかないので、まぁ妥当な表示と言えるだろう。
しかし、上野駅をかなりの乗客が降りたのに、混雑度の表示は変わらなかった。
鶯谷駅を発車し、日暮里駅に向かうあたりで、混雑度表示が、イメージに合った感じになった。
「まもなく○○駅です」とか「次は○○駅です」といった表示は、ほぼズレがないが、混雑度表示は、若干、タイムラグがあるようだ。
専用アプリでは、車内の状況はもちろん、沿線周辺の広告も多数載っている。
車内の液晶モニターのCMも、スマートフォンで見られる。「限定映像」だと言われてしまうと、つい見てみたくなる。
当然、無音だと思ったら、CMの音が出てビックリした。
このあたりは、配慮してもらいたいと思った。これでは、おちおち映像を見られない。
あちこち探検していると、山手線はどんどん進んでしまう。
時間がないな…と思っていたら、後続列車が遅れているための時間調整を行うため、3分停車ということになった。
急いでいる人にとっては、迷惑な話だが、僕にとってはありがたいことだった。
ひととおり堪能して、山手線トレインネットの試行列車を見送る。
接続のところと、広告のところが多少気になったが、いろいろ可能性のありそうな試みだと思った。
機会があれば、また乗ってみたい。