6959 今日から大江戸線に女性専用車
たまたま利用した都営地下鉄大江戸線で、今日から女性専用車の運用が始まったことに気がついた。
環状に近い運転をしていることもあって、指定されている時間が分かりづらい。
また4号車が女性専用車となったが、 8両で運転されているとはいえ、一般的な鉄道車両の18m〜20mと比べると、かなり小さめな16.5mしかない大江戸線においては、利用者に不便を強いることになりそうだ。
建設コスト圧縮のため、階段や出入口の数を絞っていることもあって、どうしても混雑にムラができやすい。
4号車という場所の指定は、“真ん中あたり”という理由以外にはなかったのだろう。
初日ということもあってか、ホームの4号車付近には警備員が2名立っていて、ちょっと物々しい雰囲気。
東京都交通局の職員も立ち会っていた。
女性専用車についての理解を求める自動放送も流れている。
どの程度の利用状況だろう…と、やってきた列車を見たら…
ふつうに男性が乗っていた。
あれ、警備員が案内しないのか?…と思ったが、特に男性が乗車することに対して案内しないようだ。
あくまでも“お願い”でしかないのだ。
たしかに女性専用車の法的根拠はないため、強制できないということだろうか。
初日だから間違って乗ってしまったということだったとしても、普通に男性が乗ってしまっていては、何のための女性専用車なのか…と思う。
ただでさえ小型車両で余裕の少ない大江戸線なのだから、あいまいな状態ではなく、必要なら徹底してほしい。