3298 北海道北へ北へ(7日目・礼文島)
旅行7日目。礼文島3日目。
久しぶりに早めに目が覚めたので、ホテルの周辺を散歩してみた。
利尻富士が麓から山頂まで見えたのは、今日が初めて。礼文島唯一ともいわれる信号機を見学。普通の信号ではあるけど。
![]() |
![]() |
![]() |
昨日乗ったバスと同じバスで、今日の歩く「礼文林道コース」に向かう。
バス停に着いてからすぐのところにグラウンドとキャンプ場があって、出発前にトイレに寄っていった。
![]() |
サッカーくじの収益金はこういうところでも使われているんだな。
![]() |
林道というだけあって、このあたりは、ごくごく普通に木が生えてる。
これまで、森の中を歩くなんて、いくらでもしてきたのに、なぜか今日は、違和感を覚えた。
それは、昨日まで、木がまったく生えてないところを歩いていたせいで、これから歩く道が見え、小さな目標を立てられたのに、ごくごく普通の森の中では、先が見えないせい違和感からかもしれない。
![]() |
でもしばらくすると、やっぱり木がなくなってしまう。
木がないせいか、気候のせいか、セミが鳴いていない。
そのために、とても静かなのだ。
向こうから、何人かの団体旅行客とすれ違った。
![]() |
「礼文滝 2.0km」の案内板のところで、礼文林道を離れ、礼文滝方面に向かう。
![]() |
![]() |
ここからは、車の乗り入れはできず、狭い道が続いていた。
ときどき、少し高い木の間を歩くこともあったが、ほどんどが、笹のような植物の間を歩いた。
そして、開けたところに出た。
特に案内等はなかったが、ハイジの丘と呼ばれるところのようだった。
![]() |
目指す滝は、山の向こうにある・・・はず。
![]() |
実際、道は、ジグザグに谷の底へと続いていた。途中ロープを持たないと滑り落ちてしまうくらい急だった。
![]() |
![]() |
谷底までやってきた。小さな流れが集まって、川になっていた。
川に沿って、ゴールを目指す。
![]() |
![]() |
海が見えてた。
![]() |
着いた!時間は、だいたい予定通りの11時50分。
![]() |
![]() |
海岸では、小さな子供たちが、海水浴をしていた。
けっこう賑やかでびっくり。
地元の子供たちらしく、目の前を横切るとき、「こんにちはー」と挨拶をしていった。
見知らぬ人にも挨拶をするように…と教育が徹底されているのかな?
海岸に出ると、たくさんの昆布が打ち上げられ、干からびていた。打ち上げられたばかりの昆布もあった。もったいない…
![]() |
![]() |
![]() |
昼食とおやつと食べる。
おやつは、昨日お土産物屋で買った、「ホタテバター醤油」と「昆布塩風味」
どちらも美味しかったが、あんまり昆布塩風味はしなかった。
![]() |
礼文滝を、12時40分頃出発して、もと来た道を戻る。
来たときよりも、意外と楽に帰ることができた。
地図に記載されていたとおり、1時間程度で、もとの林道に戻ることができた。
![]() |
しばらく林道を歩くと、「レブンウスユキソウ群生地」にやってきた。
![]() |
![]() |
すでに花の時期は終わりかけなので、群生地とは言ってもあまり、咲いていなかった。
![]() |
メンテナンスフリーの環境保全型トイレが設置されていた。今年の6月にできたばかりで、きれいだった。
![]() |
きれいといえば、ちょうど雲が取れて、すっきりと青空がきれいだった。、
![]() |
![]() |
林道の脇から、草に覆われた遊歩道を歩く。礼文島の遊歩道は、まるで最短距離を直接つないでいるのかと思えるくらい、かなり直線的に作られているような気がする。
だから、坂がとても急なのだ。
そんなちょっと強引な遊歩道を歩いて、ふたたび、林道に戻る。
![]() |
さらにしばらく歩くと、一昨日、メノウ浜から帰ってきたときに乗ったバスの通り道に出た。
あと30分も歩けば、ホテルに着く。
こうして、3日間の礼文島での旅行を終え、明日、島を発つ。
![]() |