3245 251系特急スーパービュー踊り子号乗車
今日は、251系スーパービュー踊り子号で、伊東から東京まで乗車することができた。
伊東駅は、行楽シーズンでもなく、平日の午後という時間ということもあって、乗客はまばら。
そのおかげで、駅に着いてから切符を買っても、最前列の座席が空いていた。
乗車口で、特急券を確認されて車内へ。
乗車口が中2階に位置してる感じで、2階と1階に向かう階段に通路が分かれている。最前列へは、そのどちらかを通る。1階は子供室と書かれていた。
子供の専用の遊び場があること自体、贅沢な車両であることは間違いない。
2階部分を見てみると、どうしても天井は低めで、普通付いている網棚がない。そのため、荷物は、出入り口付近に設置された、荷物置き場に置くことになる。
そして、お楽しみの最前列へ…
先頭の3列は、前方がよく見えるように階段状になっている。
で、指定した最前列、窓際の席に座ってみると…
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日除けのボードが、少し邪魔で見づらい。誰も座っていないので、より見やすい、通路側の席に陣取った。
単線の伊東線内では、列車の交換が多い。
気になったのは、“スーパービュー”と名乗っている割には、眺望はいまいち…という感じがしたことだ。
日除けボードにしてもそう。
天井部分のガラスが曇っているし、窓枠もかなり邪魔だった。たまたま最前列に乗れたので、しばらくすると気にならなくなったが、2列目、3列目だと、眺望というよりも、線路ばかり眺めているような状態になってしまう。
2列目から真正面を見ると、こんな感じ(左写真)
ちなみに、185系電車とは違い、窓は開かない。
車内設備ではなく、僕がとても気に入ったのは、運転士が、きちんと指差呼称(指差し確認)をやっていたことだった。
「第16閉塞進行!」
「□□駅通過!、15秒早(そう)!」
「制限115!」
この席からは、運転士がきちんと仕事をしているかが、手に取るようにわかる。
電車に乗るときはたびたび最前列の“かぶりつき”で、運転席をよく見ているが、こうして、ちゃんと声を上げて、やっている人は、意外と少ない。
停車駅は非常に少なく、伊東を出ると、熱海、横浜、品川、東京にしか止まらない。
やはり、制限速度いっぱいで飛ばしていく電車の先頭からの景色は、見ていて楽しい。
運転士の声で、途中まで、本来のダイヤより1分ほど早く走っていたようだが、終点の東京駅には、定刻通りに到着。
251系電車は、たしかに、古い車両よりは、座席や設備は快適なような気がしたし、185系電車では不可能な“最前面かぶりつき”は楽しめたが、どうも、期待したほどではなかった感じだった。
むしろ、やはり昨日乗った、185系電車で窓を開けて、風を感じながら…のほうが、楽しかったな。