3246 痛し痒し
昨日の夕方、伊東からの帰り、どうも左手中指の先と、左手の平の右側に軽い違和感があった。
夜になって少しずつ赤みを帯びて痒くなってきた。蚊にでも刺されたのかな?と思っていたら、この赤みがどんどん大きくなり、赤みというよりも腫れのような状態となってしまった。
痒みとともに痛みも感じてきた。
今朝、少ししびれにも似た感覚を覚えたから、皮膚科で診てもらうことにした。
虫かムカデに刺されたのではないか?という診察で、塗り薬と抗生物質の飲み薬を処方してもらう。
あらためてインターネットで調べてみると、どうやら、ブヨに刺された症状と同じのようだった。
正式には「ブユ」と呼ばれるそうだが、関東地方では“ブヨ”、関西地方では“ブト”と呼ぶらしい。
Wikipediaによれば…
カ(蚊)やアブと同じくメスだけが吸血するが、蚊と違い吸血の際は皮膚を噛み切り吸血するので、多少の痛みを伴い、中心に赤い出血点や流血、水ぶくれが現れる。その際に唾液腺から毒素を注入するため、吸血直後はそれ程かゆみは感じなくても、翌日以降に(アレルギー等、体質に大きく関係するが)患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや頭痛、発熱の症状が1~2週間程現れる(ブユ刺咬症、ブユ刺症)。体質や咬まれた部位により腫れが1ヶ月以上引かないこともままある。ひどい場合はリンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などで重篤状態に陥ることもある。
調べてみると、ブヨの被害報告はたくさん見られ、かゆくて痺れている程度で済んでいるのは、むしろ軽い方なのかもしれない。
なんとも迷惑な昆虫にやられてしまったようだが、実はブヨは、相当綺麗な水でなければ育たないそうで、ブヨがいるところは、つまり、その付近は、水質汚染がないという証拠になるとのこと。
伊豆には、まだまだ綺麗な場所が残っているという点で、文字通り、痛し痒しということか?