2506 鉄道博物館

鉄道

昨年10月にオープンした鉄道博物館。

かなりの人気で、館内の混雑も相当のものだと聞いていた。だから、混雑を嫌う僕は、行きたい気持ちを抑えながら、タイミングを見計らっていた。冬休み、春休み、夏休み…と混雑する時期を避けているうちに、一年経ってしまいそうだったので、ついに今日行ってきた。

これまで、いろんな人から「行ったのか?」と聞かれ、悔しい思い?をしてきたので、今日、ようやくその思いから解放される。

大宮駅からニューシャトルという列車に乗ってくるのが標準的なアクセス方法のようだが、今日は多少時間に余裕があったので、歩いて博物館に向かう。20分ほど歩いて博物館に到着。すでに100人くらいの人たちが10時の開館を待っていた。まだまだ人気は衰えてないらしい。週末か祝日と思わせるような賑やかさ。

広い。とにかく広い。旧交通博物館と比べるからなおさらそう感じるのかもしれない。やみくもに歩いていたら、すっかりくたびれてしまった。

詳しくは別の記事に書こうと思うが、鉄道博物館の前身にあたる交通博物館に比べて、説明書きが相当少ない気がした。これは良くも悪くも、鉄道博物館の特徴なのかもしれない。そういえば、あきらかに交通博物館では決してみられなかった客層が多く見受けられた。中高年の団体旅行、女性だけ数人のグループ…どういった理由にせよ、鉄道に関心を持ってもらう機会ができるのはいいことだ。

今回もっとも気になっていた「ミニ運転列車」にも挑戦することができた。

運転シミュレータとは違って、実際に自分自身が乗り込んで、乗った車両が動く。車だったら、ゴーカートがあるけれど、電車というのは初めての経験だ。

大人の身長に比べてもはるかに小さな列車に乗り込む。でも、ATCやATSの指示に従って操作するのは、本物の鉄道とまったく同じだ。スピードはほとんど出ないけれど、レールのつなぎ目からの振動が、ゴトゴトと伝わってきて、画面だけのシミュレーションでは味わえない“興奮”を感じる。



ダミーとの比較

まだまだ見たりない気もしたが、先述のように歩いてくたびれてしまったことや、いくら見ても満足することはないだろうから…ということで、15時過ぎくらいに、見学を断念?し、後ろ髪を引かれる思いで、鉄道博物館をあとにする。

実際、いまこうして振り返ってみると、あとで見ようと思って、そのまま見忘れた車両や見学しそびれたところをつぎつぎと思い出して、悔しい気持ちでいっぱい。

平日にお休みさせてもらった以上、お土産は必要だろう・・・ということで買ってきたのがこれ。

クッキー・・・らしい。切符の取り出し口部分が開くようになってて、そこからクッキーを取り出すっていう趣向。左が現在のEV4型と呼ばれる券売機スタイル(ミルクコーヒー味)で、右が旧国鉄の券売機(メープル味)。それにしても右の券売機は懐かしい。

中身は部署のみなさんに召し上がっていただくとして、空き箱は戴こうということで。

今日の鉄道博物館に関する記事はのちほど・・・。

Posted by ろん