3220 貸出期間延長の怪
毎週のようにお世話になっている図書館。
当然ながら借りる本は膨大となり、2週間の貸出期間内で返却するのは、なかなか大変なことだ。そんなとき、お世話になるのが、インターネットでの貸出期間延長手続きだ。
他の人に予約されていないという条件はあるものの、自分が借りた本の一覧を選ぶだけの簡単さだ。
ふと、おじゃこが、このインターネットでの貸出期間延長手続きに疑問を持った。
「自分が思ってた期間ほど延長されていない」
僕自身もそうだが、貸出期間延長とは、最大2週間借りられる本を、本来の返却日からさらに2週間延長できるということだと思っていた。
つまり5月1日に借りた本の本来の返却日は5月15日だが、延長することで、さらに2週間後の5月29日になると思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。
ためしに実験してみた。
借りてきた当日に延長手続きをしてみた。
すると…
延長手続きをしたはずの本が、他の借りてきた本と返却日が変わらないのだ。
延長回数が1回になっているのに、返却期限日が同じ日に借りてきた本と変わらないではないか。しかも1回限りしかできない貸出期間の延長をしてしまったために、延長不可になってしまっている。
あらためて、図書館の利用案内を見てみると、たしかに「延長手続きの申請をした日から2週間」とある。
だから、借りてきた当日に延長手続きをすると、延長手続きをしないのとまったく同じ日に返却期限を迎えるという、意味不明なことになってしまうのだ。
そもそも、いったいこの延長というのとは何の意味があるのだろう?
もちろん「何らかの理由で返却日に間に合わないとき」に延長するのが目的だろうが、本来の返却日直前に申請するのと、まだ返却日に余裕があるときと返却日が異なるというのは、ちょっとおかしい気がする。
やはり、延長される返却日は、やはり本来の返却期限日から2週間であるべきだと思うのだが、どうだろう?
…といっても、この返却日の延長手続きについては、どこの自治体もほぼ、同じ運用のようで、申請日から2週間の延長となっている。
これって、仕方がないのかな…?