3097 高円寺あたりを歩く

街歩き

今日の駅からハイキングは、高円寺からスタート。

高円寺での開催は、過去に何度かあったので、例によってこれまで歩いたことのないところを選んで歩く。

どこでも同じようなものだろうが、駅前は不動産屋が多い。

看板に「ニンニク入れますか?」とあったので、なんのことだろう?と思ったが、どうやらこのお店は、ラーメン二郎系のラーメン店らしく、この表現は、それを象徴するフレーズのようだ。

歩いた道でないところを選んで歩くので、どうしても住宅街とか裏道のようなところばかり歩く。

ふと見上げると、消火栓の広告スペースについての広告が…。

この広告を出しているのが、その名も、消火栓標識株式会社

こんな会社があるんだ…と、調べてみたら、この標識は、広告費でまかなわれていることや、公道上に掲出することのできる数少ない広告であること、1年間60,000円の3年契約であることなどがわかった。

まぁ、知ったところでどうっていうことでもないけど。

住宅の間の空き地に、不思議な鉢が置かれていた。なんだろう?これ。

先に進む。

読めないアパート。

さらに先に進む。

サザエ好きのお宅。

ふと目をやると…
まだ新しいアナログテレビが…当然、不法投棄。来年7月の地上波デジタル放送完全移行後には、こんな光景があちこちで見られることになるかも。

杉並区立郷土博物館。

「駅からハイキングに参加の皆様は、通常100円とのころ、なんと80円!」

…と、職員らしき人が拡声器で案内していた。

けど、らなかった。

ある個人宅。鉄の門扉に、文字らしき何かが…

このお宅の名字だった。

もうすっかり秋。

大宮八幡宮へ。武蔵三大宮のひとつ…と案内にあったが、そんなの初めて知った。

ひとつは、もちろん、埼玉県の“大宮”にある氷川神社。もうひとつは秩父神社だそうだ。境内では、菊祭りが催されていた。

本殿に行くと、お賽銭箱の隣に…

自己祓い用大麻

「ここの大麻を左右左と振り、ご自分でお祓いをしてからお参りしましょう」みたいなことが書かれている。今日は七五三でたくさんの参拝客が訪れていたが、誰もやってなかった。これは結構恥ずかしいかも。

善福寺川に、5羽のカラスが仲良く水浴び。

これこそ、カラスの行水。でも、実際のカラスたちは、結構真剣に、長い時間水浴びをしていた。

和田堀公園の木々も色付き始めていた。

松ノ木遺跡の復原住居。古墳時代後期のものらしいが、コンクリート製。

案内には、復元ではなく復原と書かれていたが、失われた建物を当時のように再現することを「復元」と表記し、改修等で形が変わっていたものを当初の姿に戻すことを「復原」というので、この場合は、正しくは、「復元」だろう。

コンクリート製住居には、当時の人たちの暮らしぶりがわかるような人形が置かれていた。実際の遺跡は、コンクリート製住居の隣に保存されていた。

結局、いつもと同じようにゴールの高円寺駅に戻ることはなく、手前の丸ノ内線の新高円寺駅で終了。おそらく数キロしか歩いてないのに、くたびれてしまった。

Posted by ろん