3064 発言力
何かのリンクを辿っていたら、なぜかWikipediaで、幸田シャーミンのページを開いていた。
彼女はあのフジテレビのニュース「FNNスーパータイム」のメインキャスターとして、あまりに有名だったが、その後、国際連合広報センターの所長に就任していたようだ。
で、その後、パワハラを受けたとして申し立てをしたり、逆に彼女自身が部下からパワハラを受けたと告発されたりと、ややこしいことになっていたようだ。
その国際連合広報センターのサイトを見てみると、日本語になっている!と思ったら、この機関は世界各国にあって、それぞれの国で活動してるから、その国の言葉で書かれていて当然なのだ。では、国際連合はどうか?…と、国際連合のサイトのリンクを辿ってみた。
そこには、国際連合のマークと、アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語で、「ようこそ」の文字が並んでいる。これらは、国連での公用語のようだ。
とりあえず、英語を開いてみれば、当然、英語のページが開く。
そして、どこを探しても、日本語のページはない。
なんだか、日本の扱いって、低く見られている気がしてきた。
Wikipediaによれば、国連への拠出金額だって、全世界で第2位なのに、国連のサイトにいっても、Welcomeすらされてないというのは…。
1 | アメリカ | 22.000 |
2 | 日本 | 16.624 |
3 | ドイツ | 8.577 |
4 | イギリス | 6.642 |
5 | フランス | 6.301 |
6 | イタリア | 5.079 |
7 | カナダ | 2.977 |
8 | スペイン | 2.968 |
9 | 中国 | 2.667 |
10 | メキシコ | 2.257 |
お金は出してるからって、国連における影響力や発言力を増しては問題…ということもあるのだろうか?
そもそも“発言力”ってなんだろう? お金を出していることと比例するわけではないし、GDPの大小でもないし、人口に比例するものでもない。
国家間での発言力の差って、結局はテクニックでしかないのかな?