6150 大阪”都”構想
いよいよ、いわゆる「大阪”都”構想」の住民投票が行われる。
身近な話ではないので、これまであまり気にしたことがなかったが、ふと気になって、ちょっと検索してみた。
大阪府と大阪市…二重行政が問題というのは、本当にそのとおりだと思った。
たった1人の大阪市長が、京都府民260万人を上回る270万人を見切れるか…という話もなるほどと思った。
身近な行政と広域な行政を分けて、それぞれで役割分担をするというのは、そうしたほうがいいんじゃないかとも思った。
やったらいいんじゃないか…と思ったところで、デメリットは何だろうと検索してみる。
なるほど、行政コストは上がるのか。
そうだよね…同じ行政区域に対して、これまで大阪市1カ所でやってたものを、4つの区に分けて、それぞれでやれば、たしかに行政コストは上昇するだろう。
そして、区の中での財源は当然ながら減ってしまったり、偏りが出てくる。
以前、東京都千代田区だけが全区民にひとり12万円の特別給付金を支出するなんていうニュースが話題になったが、これも23区のなかでの偏りが影響している。
もしこれが1つの市だったら、絶対に起きないことだろう。
二重行政が問題なのだったら、それぞれであらかじめ役割分担を決めれば、いまのままでも別に問題はない…。
こういうことって、どちらが絶対に正しいとか、間違っているなんてことはないので、最終的には、どちらのデメリットを受け入れるかの判断になるのだけど、これは難しい。
一か八かというわけにもいかないし。
うーん、ちょっとわからなくなってきた。