4330 阪神淡路大震災…発生から20年

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Yahoo!Japanのトップページには、阪神淡路大震災を特集した記事が掲載されていた。Yahoo!Japanのトップページは阪神淡路大震災特集阪神淡路大震災を振り返る特集記事

全画面が切り替わってしまったので、ちょっと強引なページの作りのような気もしたけど、こういった機会でもないと、なかなか意識する奇異はないかもしれない。

1995年1月17日に発生した、阪神淡路大震災から、今日で20年。

あれから何が変わっただろう…とふと思っていろいろ調べてみると…。

たとえば、都市ガス。

震度5ぐらいの揺れが来ると自動的にガスの供給ガストップする、「マイコンガスメーター」の設置が義務づけられてたのは、阪神淡路大震災以降のことだ。

また、2000年に耐震基準が改正され、建築物の耐震性は格段に高まったのも、阪神淡路大震災の経験を踏まえたことによる。

少しずつ対策が打たれてきたことで、その後発生した東日本大震災においては、地震による直接の被害は少なく済んだ面はあるだろう。

しかし、阪神淡路大震災は「直下型」、東日本大震災は「プレート境界型(海溝型)」と言われる、地震の型がまったく異なるため、直接の比較はできない。

それでも、東日本大震災では、都心部での、いわゆる“帰宅難民”や、計画停電による交通のマヒなどで、大混乱することとなった。

こうした経験は、あくまで地震による直接の被害がなかったから、これだけの混乱で済んだに過ぎなかったということを忘れてはならない。

そう考えれば、少なくとも東京では、東日本大震災の影響を受けた“だけ”、ちっとも乗り越えてはいない…ということになる。

本当に乗り越えなければならない日が、刻一刻と近づいているのは間違いない。

今日のような機会のあるときに、対策を考えておくのは決して無駄にはならないと思う。

Posted by ろん