3039 手のひらに惑星を乗せて
入手以来、iPhone4は肌身離さず持っていて、アイディアのメモ書きや調べ物など、その機能を存分に発揮してもらっていると思う。
そんな中で、いま一番気に入っているアプリケーションがある。
その名も「Planets」というもので、iPhoneに内蔵されたGPSで検出した現在の位置から見られる星や惑星をiPhoneの画面上に再現してくれるアプリケーションだ。
昼間だと、当然太陽のせいで星は見られないが、もし太陽の光を避けて宇宙を眺めることができたら見えるであろう星空や惑星の位置を確認することができる。
また太陽を始め、それぞれの惑星が見え始める時間、沈む時間…太陽であれば、日の出・日の入り、火星であれば、火星の出・火星の入り?も、すべて表示してくれる。
たなみに、ほとんどの惑星は、いま太陽の向こう側にいるようで、夜は木星くらいしか見ることができない。
iPhoneのタッチパネルをうまく活用したアプリケーションで、操作は直感的にわかる。英語表示ではあるものの、なんとなく書いてあることは分かる。
惑星に関するデータも豊富で、なによりいいのは、グラフィックがとても美しいということだ。
各惑星を自由に回転させたり、拡大させたりすることができる。
東京のような空がやたら明るいところでは、夜空を観察するなんてなかなか難しいことだが、明るい惑星であれば、比較的簡単に見つけることができる。
宇宙に思いを馳せるとき、自分の知っている惑星の位置がはっきりすると、より宇宙が身近に感じられると思う。
そして、なにより、このアプリケーションが無料というのが嬉しいではないか。もちろん、iPhone3GやiPadでも使えるので、お持ちの方はぜひインストールしてみて欲しい。