2831 栃木市
今日は、「まちのみかた」というイベントに参加するために、JR宇都宮線(東北本線)、東武日光線を乗り継いで、栃木市にやって来た。(“まちのみかた”の模様については、こちら)
日光線の車内は、なぜかガラガラだった。
以前から、川越同様、蔵造りの街並みで有名ということは知っていたが、来たのは初めてだった。 駅は近代的か高架で、かなり立派だった。
駅前も綺麗に整備されていた。あまりに整然と綺麗に整っているせいか、それとも風が冷たく強かったせいか、かなり寒々しい感じで、蔵の町として期待した雰囲気とは違った違和感を持った。
“蔵の街大通り”という通りを歩くと、空き地かテナント募集のビルが目立ち、テナントとして入っていたとしても、塾や予備校ばかりだった。
まだ始まるまでには時間があったので、何のあてもなく散策する。
川に出た。さほど広くない川を、よく見るとおびただしい数の鯉が泳いでいてちょっとギョッとした。
その向こうに、小さな舟を見かけた。
遊覧船らしく、数人程度の観光客が乗っていた。船頭さんの歌う“船頭歌”が素晴らしい。
さらにいいなと感じたのは、歌いながら観光客の写真を撮ったり、蔵が背景に移るように船の位置を反転させたりと、細やかな配慮があちこちに見られたということ。
観光客を“もてなそう”という雰囲気が伝わってきた。
街の雰囲気は、川越にとてもよく似ていた。
ただ、自分の歩いた限りでは、大通りはとても綺麗なんだけど、人通りは少なく、残念ながら街の賑やかさのようなものは欠けてるような気がした。あちこちに点在する蔵や川や遊覧船など、アピールできる素材がたくさんあるので、もっとお客さんで賑わってもいいと思うんだけど
…と思って、調べてみたら、客足が好調(キャッシュ)らしい。今日はたまたま見かけなかっただけ?
小江戸とは川越の代名詞のはずなのに、栃木でも言われてると知り、妙な対抗意識から「真似るなよ」なんて思っていたが、なかなかどうして。同じような街の雰囲気で、むしろ親近感を持った。足を運ぶことの大事さを感じた。
おまけ …その1
これは、なんだろう?
おまけ …その2
これは、どうしたんだろう?
どうやらレコードショップの店じまい |