5172 ちょっとした小旅行へ
ほとんど思いつきに近い感じで、出掛けてくることにした。
行き先は、避難指示が解除された福島県富岡町。 1年前は下りることができなかったこの町は、いま、どんな状況になっているのだろうか?
4月30日(日)
上野駅で、21時ちょうど発の特急ひたちを待つ。
待っているあいだ、何気なく、自動販売機の前に立ってみると、「おすすめ商品」を提案してきた。あとで調べてみると、これはセンサーが前に立つ人を判断して、おすすめの飲み物を提案するらしい。
E657系のひたち号に乗るのは初めて。
乗客は思ったより多かった気がする。
たまには、こうして列車に乗るのは、とても楽しい。
定刻通り、終点いわき駅に到着。いわき駅までの最終列車だった。
自分が想像してたよりも、大きな感じの街だ。客待ちのタクシーの数台程度止まっている。
5月1日(月)
今朝もいい天気になった。予報は午後から雨ということだったが、そんな感じは全然しない。
代行バスに乗り換え、富岡町へと向かう。 → 富岡町を歩く(前編)
富岡町を見終えて、ふたたび、竜田駅へ戻ってきた。
ここから、いわき駅までは普通列車、いわき駅からは特急ひたちで、勝田駅まで向かう。
途中駅で、急病人救護のため10分ほど停車したため、勝田駅へは、少し遅れての到着。
降りたホームの真正面は、改札口を挟んで、そのまま、ひたちなか海浜鉄道の乗り場になっている。
勝田駅と阿字ヶ浦駅の往復運賃に加えて、国立ひたち海浜公園の入園券も含まれているのに、なぜか 勝田駅と阿字ヶ浦駅の往復運賃 より安い切符を購入。
ひと通りの見学を終え、那珂湊駅から勝田駅へ。
区間運転の1両編成の列車だった。
主な乗客は、地元の高校生たち。車内は賑やか。
勝田に着いたころから降り始めた雨がようやく上がった。
特急ひたちで東京へ。
あらかじめ座席指定をするのだけど、なぜか毎回、座る場所に幅の広い窓枠が来てしまって、車窓が見づらかったのが、ちょっと残念だった…。