2341 製紙の聖地で学んだこと

旅行・見学・イベント

最近おじゃこがはまっているパーチメントクラフトの講習会が開催されるということで、王子にある「紙の博物館」へ。

このあたりは、知る人ぞ知る「製紙業界の聖地」みたいなところで、業界最大手の王子製紙や、いまは改称してしまったがかつての十條製紙といった製紙会社の由来は、いずれもこの付近の地名による。また日本銀行券を印刷する国立印刷局滝野川工場などもこの近くにある。

紙の博物館は、その王子の飛鳥山公園の西側にあって、首都高速中央環状王子線建設に合わせて、建て替えられたため、建物は新しくとてもきれい。

パーチメントクラフトの講習会の前に、博物館内を見学。

見学した中で最も印象に残ったことは、紙には“目”があるという解説だった。以前から“目”があることは知っていたが、新聞紙を裂くと、目に沿っていれば、まっすぐになるし、沿っていなければ、まっすぐにならないという単純明快な事実だった。

誰もが実験できるようになっていたので、僕もそこに置いてあった新聞紙を裂いてみると…

おぉー

普通に新聞を上から裂いていくと、まっすぐすーっと切れるのに、横に裂いていこうとしたら、急に斜めになるではないか!

これってすごい事実じゃない?そんなことない?あ、そう…?

Posted by ろん