2801 立ち位置問題
通勤電車の中では、人に迷惑を掛けない範囲で「いかに理想的な自分の立ち位置を確保できるか?」を競う戦いの場と言っても過言ではあるまい。
それだけに、乗車位置は、とても重要だし、満員という特殊な環境下においては、自分だけではなく、周囲の人の立ち位置も問題になる。
ときどき気になることがある。図を見ながら理解していただきたい。
ドア付近に立つ人の位置が悪いと、その人の引きずられてしまうという問題だ。
ときどきいるのだけど、なぜか座席との間に不自然にスペースを開ける人がいるのだ。そのために、駅について大勢の客が乗り込んできた際に、その人に引っかかり、その後ろにいる僕まで一緒に押し込まれてしまうのだ。
もしその人が、もうちょっと座席寄りに立っていれば、人の流れは自分に影響せず、そのままの立ち位置が確保できるのに。
「ご乗車になりましたら車内中の方までお進みください」と言われるとおり、特に混雑時はできるだけその通りにすべきではある。なので、中や奥の方に進めるようであれば、特定の場所に固執せず移動するのは当然のこと。
混雑している状況ではあるけれど、できるだけ快適に過ごしたいものだ。