2570 オーケストラ鑑賞における一考察

旅行・見学・イベント

友人が所属するアマチュアオーケストラ「文京白山フィルハーモニック」の演奏会に行ってきた。

会場は杉並公会堂
会場は杉並公会堂

めったにライブの演奏なんて聴くことがないから、このような機会は貴重だ。ライブならではの迫力と引き込まれるような演奏を楽しむことができた。当たり前なのかもしれないが、これだけたくさんの楽器で、寸分の狂いもなくひとつの曲を奏でることができるのは、心底すごいと思う。楽器を使うことが一切できないだけに、より強くそう思ってしまう。

それにしても、もう少し音楽の知識があれば、より楽しめたのかもしれないと、演奏を聴きながら思った。

最近行く美術展ではできるだけ音声ガイドを借りることで、見どころを教えてもらうようにしている。もちろん、絵の鑑賞方法にきまりはないはずだが、まずは基本的な見方や考え方を学んだ上で、自分なりの解釈を加えるという楽しみができるようになってきた。

演奏会は盛況でした
演奏会は盛況でした

オーケストラでも、似たようなことはできないだろうか? 曲が作られた時代背景とか、聴き所のようなポイント、演奏の難しいところなど、生で演奏を聴くならではの情報があったら、より演奏を楽しく聴けるような気がする。まぁ自分の不勉強を棚に上げての話だけど。

天皇陛下御在位10周年記念式典や、愛知万博などでもタクトを振ってきたという指揮者(おじゃこは知っていたようだ)や、オーケストラに参加されている方々の話なども聞いてみたかった。主役が音楽なのは当然だけれど、それを創り出しているのは、こうした参加されているひとりひとりなのだから。

Posted by ろん