6667 震災遺構と伝承館をめぐる…気仙沼
気仙沼から陸前高田へ来る途中「大理石海岸」という看板を見つけたので、寄ってみた。
調べてみたら、日本橋三越のライオン像の台座は、ここで採れたらしい。
細い道をくねくねと行くと、何やら工事中で先に進めず。
工事の人たちに断りを入れて、中に入ると、大理石の海岸が広がっていた。
まぁ、そのまんまだ。
この工事は「防波堤を作っています」とあったから、この大理石海岸がどうなるのか、ちょっと気になる。
まず震災遺構として保存されている気仙沼向陽高校の校舎を見学しようと思ったら、もし時間が許すのであれば、まず映像を視聴してから見学してほしいとのことだった。
どういった地震と津波があったのかを知ったうえで、被災した状態を見てほしいというのだ。
映像は、脚色もなく事実を伝えるとてもシンプルなもので、それだけにリアリティがあったように感じた。
高校の校舎内は4階まで海水に浸かったため、まるで爆撃にでもあったかのように完全に破壊され尽くしていた。
高さ8mの3階にはひっくり返った車がそのまま残され、津波の威力を見せつけられた。
高さ8mの3階にはひっくり返った車がそのまま残され、津波の威力を見せつけられた。
2022年の3月11日は、ここで14時46分を迎えた。
市内にサイレンが鳴り響き全員で1分間の黙祷を行う。