「いわき市石炭・化石館」見学
週末ではあったが、来館者の数は多くなく、ゆっくり見学することができた。
恐竜の化石をこうしてじっくり見るのは、久しぶり。何億年も前に、こんな巨大な生き物がウロウロしていたのだと思うと、なんだか不思議な感じ。
巨大な化石がお出迎え |
化石に触ってみることができます |
証明書に触った日時を印字 |
この施設の名前が示すように、展示内容は大きく二つに分かれていて、ひとつは先述の化石に関するもの、もうひとつが、石炭に関する展示となっている。
常磐炭田の歴史を、実際に使われていた道具、当時撮影された写真などで解説している。
これまで採掘がどのように行われていたかを説明する「模型坑道」は興味深かった。坑道に降りるために、地下600mまでエレベーターで降りる…わけではないが、本当に降りたような仕掛けがちょっと楽しい。
坑道を再現した展示がリアルで、当時の様子はよくわかった。
炭坑で働く人びとの生活の様子を再現した展示もある。
昭和30年ごろの様子だそうだが、今の基準で考えると、生活はなかなか大変そうだ。
模型がリアルで、ちょっと怖かった。
なんか夢に出てきそう… |
館外には、石炭輸送にも活躍し、石炭が原動力の、蒸気機関車D51が展示されている。運転席にも乗り込むことができる。その脇を猛スピードで上野に向かう、特急スーパーひたちが走り抜けていった。