2199 わずかな間の辛抱だけど

物思いに耽る(雑感)

少し急いでいるとき。

エレベータに乗って「閉」のボタンを押そうとしたら、向こうから駆け込んでくる人と目が合ってしまった。そのまま閉じるのも申し訳ないので、「開」ボタンを押して、その人が乗り込むのを待つ。乗り込んだところを見計らって、急いでエレベータのドアを閉めた。
駆け込んできた人が、押したボタンは、すぐ上のフロア…。すぐ上なんだったら階段で行ってくれよ! なにも慌てて駆け込んでくることもないだろう!…と苛ついてしまう。
まぁ、わずかな間の辛抱だけど。

混雑した電車に乗り込む。

自分の服とか鞄が挟まれないように、閉まるドアに気をつけているところ。そこに駆け込み乗車してこようとするオヤジが一人。仕方がなく、その人が入るように、自分の背中でほかの乗客を押しながらスペースを空ける。引っかかりながらもドアが閉まる。迷惑なのはそれだけではなかった。走ってきているものだから、汗だくで臭いのだ。しかも混雑して逃れられない。無理矢理場所を空けてあげて、乗り込める場所を確保してあげた代償が“臭い”かよ…と苛ついてしまう。
まぁ、わずかな間の辛抱だけど。

Posted by ろん