2186 6億円ねぇ…

物思いに耽る(雑感)

今週月曜日のこと。お昼の混雑するコンビニのレジに並んでいた。
いくつかあるレジの中で、自分の列は比較的順調に進んでいって「さぁ次だ」と思ったら、前の人がなかなか終わらない。店員がレジから離れてなにやらプリンタから出力されたチケットのようなものを取りに行った。

「何もこんなに混雑してる時に買わなくても…」

と思いながら、前の人の手元を見るとtotoだった。しかも9000円分も買っている。売れてないって聞いたけど、こうして熱心な人もいるんだな…と、このときは思っていた。実際は、キャリーオーバーが続いたことで1等賞金が6億円となったことで、急に人気が出ただけのようだ。翌日の15日には、あまりの殺到ぶりにシステムがパンク、販売中止となったというニュースで、この人気ぶりを知った。

長らく低迷を続けていたのがウソのようだ。やはり6億円という賞金が魅力ってことだろう。

そりゃあ、6億円も当たったらすごいけど、なんだかあまり非現実的すぎて、逆に“引いて”しまう。6億でも、3億でも、1億でも、“億”までいっちゃうと、もはやどれも同じようなもので、当たりゃすごいし、当たらなきゃ何もないわけだし…。

それに、こうなってくるとむしろ競争相手が増えそうで、当たらなくなってくるような気もするし。くじは買わなきゃ当たらないし、でも買っても当たらないし…世間が加熱すればするほど、逆に冷静になってしまう。

Posted by ろん