3194 オール電化(震災22日目)

物思いに耽る(雑感)

地下鉄の車内で、マンションの広告を見た。

広告が少なくなっている車内で、これは結構目立った。

原子力発電所の事故後の計画停電が行われるようになると、“オール電化”というのは、ちょっと厳しいだろうなぁ…と思っていたが、こんな記事を見つけた。

「オール電化」販売休止 計画停電で弱点露呈(東京新聞2011年3月31日付け キャッシュ

「エコで経済性に優れている」などの触れ込みで東京電力をはじめとする電力会社が販売に力を入れてきた「オール電化」の商品が、東日本大震災の影響で存続できるかどうかの岐路に立たされている。調理や給湯、冷暖房など全てのエネルギーを電気で賄う「オール電化住宅」は計画停電で不自由な存在に。電力消費量が多いことから、東京電力はオール電化の商品の販売を休止した。

さすがに、このような状況では、やむを得ないだろう。

ちなみに、自宅はオール電化ではない。

いままでのところ、計画停電のエリアに含まれていないために、停電の苦労は想像するにとどまってしまうが、オール電化でなくても、結局、電気を使わなければ、ほとんど何もできない生活を送っていることには違いはない。ガスも併用しているが、結局、電気を使わないわけにはいかない。

東京電力のプッシュがなくても、いつの間にやら…無意識のうちに、“ほぼオール電化”で過ごしていたのかもしれない。

この夏も予定されている停電…。

首都圏の人たちは、果たして、夏を無事に乗り切れるだろうか? …もちろん、自分も含めて。

Posted by ろん