1993 ハロウィン

定点観察

我が国にはたくさんの行事が“輸入”されてきたが、ここ最近よく見かけるようになってきた行事のひとつに「ハロウィン(ハロウィーン)」がある。けれど、街で見かけるほど、ハロウィンは、世間一般に広まっていないような気がする。

そもそもハロウィンってなんだっけ?

ハロウィーン【Halloween】

諸聖人の祝日の前夜(10月31日)の祭り。秋の収穫を祝い悪霊を追い出す古代ケルト人の祭りが起源。アメリカでは、カボチャの提灯(ちょうちん)などを飾り、仮装した子供たちが近所の家々からお菓子をもらう。 (Yahoo!辞書

ハロウィンに関連したたくさんの商品が売られてはいるけれど、身近で仮装をした子供たちが練り歩きながらお菓子をもらう…なんて風景は見たことがない。

で、そもそも、なんでカボチャが怖い顔をしてるのか?…皆目見当がつかなかったので、引き続き調べてみる。

(秋の要素をもつシンボルのうち)英国とアイルランドでは、今なおカブを使っているが、アメリカへの移民たちは、刻みやすいカボチャを、移民早期から使っている。ハロウィーンを祝う家庭では、カボチャを刻んで怖い顔や滑稽な顔を作り、悪い霊を怖がらせて追い払うため、ハロウィーンの晩、家の戸口の上り段に置く。(ハロウィン - Wikipedia

なるほど、カボチャじゃなくてもよくて、怖い顔なのは、悪い霊を追い払うためってことか。

ふと思い出した。日本でも似たような風習があったっけ…秋田で行われている「なまはげ」だ。「なまはげ」と「ハロウィン」…全然関係ないのだけれど、どこか微妙に共通点があるような気がする。

この話、書き始めたのはいいが、先日食べたカボチャのケーキがきっかけとなっただけであって、特にこれといったオチはないのであしからず。

Posted by ろん