1876 カレー屋 Nagafuchi
今日の昼食も、またまた足を伸ばしてみる。
なにげなく入ったカレー屋さん「Nagafuchi」。
いつもメニューから選ぶときには迷う。初めてのお店では、やっぱり“基本的な”料理ってことで「オリジナルカレー」を選ぼうと思ったら、ドライカレーも半分入った「ハーフ&ハーフ」っていうのが目に入る。
こういうときは欲張りなので、こちらを選択。普通盛りでも、大盛りでも同じ800円というのが嬉しい。しかも、キャベツとゆで卵がサービスでついてくるとのこと。こんな小さなサービス(失礼)が、なんだかとても嬉しい。
で、出されたカレーは、いままで食べてきたカレーとは、あきらかに一線を画した深い味わいがあった。辛さは“普通”を選んだのだけれど、普通でも実際にはちょっと辛めのような感じ。でも、単純に刺激の強いだけの辛さではなかった。とても美味しい。スパイスが効いているのだろう。
「ごちそうさま」と外に出ると店頭に小さな貼り紙がしてあった。もともと、ここの店長は某大手企業の部長さんで、この店は脱サラして始めたという雑誌の記事だった。
インターネットでこのお店のサイトを見てみる。そうしたらびっくり。
その脱サラした元部長さんは、昨年ガンで亡くなってしまい、現在は二代目の店長がかつての味を研究しつつ、今年の1月から再開したというのだ。このお店のファンからもたくさんの応援の声が寄せられていた。
今日も、またひとつ、気に入ったお店が増えた。
カレー屋 Nagafuchi 東京都港区西新橋3-5-8 |