1721 これでも期待してる
探査機「はやぶさ」 |
意外といっては大変申し訳ないが、日本の宇宙技術はなかなかのものだと感心した。いま、日本の探査機「はやぶさ」が、小惑星に着地して岩石採取に挑んでいる。月以外からの岩石の採取は世界初だ(ミッションの詳細)
ただ、先月までに3基ある姿勢制御装置のうち2基が故障してしまって、残り1基だけで制御されている不安定さだし、小惑星に投下した観測ロボットも、うまく落ちずに宇宙を漂ってしまった。それでも3億キロも離れた宇宙から、詳細な写真が送られてくるというだけでも、なんだか感動する。
小惑星「イトカワ」 |
詳細な写真と言っても白黒だし、これといって、今年初めのタイタンに着陸したニュースの感動と比べるとインパクトには欠けるけれど、探査機自身の影が映っているのを見ると、なぜか嬉しくなってくる。
昨日の岩石採取は、どうやら失敗してしまったようだが、もう一度挑戦するらしい。なんとなく、うまくいきそうにない気がする(失礼)のだけれど、頑張ってほしい気持ちに変わりはない。僕のこんな変な期待を見事に裏切って欲しい。そんな思いで次のチャレンジを見守っている。
写真、イラストは、いずれも宇宙航空研究開発機構(JAXA)の提供によるものです。
ふと、今日の見出しを見て思い出しました。定点観察二番搾りは今日で1000回を迎えました。これを機に、何か企画しようか…なんて思っているうちに節目を迎えてしまったので、もう手遅れですが、これもひとえに、読んでいただく皆さんのおかげだと思ってます。
ありがとうございます!
最近は、コメントへの返信も滞りがちではありますが、しっかりと拝見させていただいておりますし、必ず返信もさせていただきたいと思ってますので、なにかございましたら、ぜひコメントもお寄せください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。