1496 もう一つの年末
今日東京でソメイヨシノの開花宣言が出された。うちの近所に、なぜかすっかり咲いてしまった桜もあったけど、今年は全体的に遅めのようだ。
そんな今日はもう一つの年末…「年度末」。
今日と明日は、社会的には大晦日と元旦よりも、いろいろな意味で区切りとなる２日間だと思う。進級、卒業、異動、転勤…などなど。今日が「別れ」ならば、明日は「出会い」。カレンダーでは何の印もなく、単に月が変わるだけなのに、人によっては人生を左右するような変化が起きるかもしれないなんて…「年度末恐るべし」
いままでの生活に後ろ髪を引かれるかもしれないし、これから、いままで知らなかった自分を見つけるきっかけになるかもしれないし。暖かな日差しの中で、軽い興奮と軽い憂鬱が入り交じる、この時期、正直言うと僕は昔からあまり好きじゃない。
出会いの印象より、別れの印象の方が強いから、寂しさみたいなのが先に来てしまうのかもしれない。
それに、変化を受け入れるのが怖いのだろうな…ということは、自分でもわかる。もう少し自分がしっかりすれば、そんな怖さも感じなくなるのだろうけれど…