673 定期券

定点観察

あと2週間で定期券の有効期間が切れる。ご存じの通り、鉄道用の定期券には、通常1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の3種類のタイプが出ているが、6ヶ月のものになると、それはかなりの金額になる。しかし、ごく一部を除いて、現金払いしか認められていない。これって考えてみたら、かなり危険なことなんじゃないか?定期券売り場は比較的多くの目に触れるところだから、防犯上の心配は少ないのかもしれないけれど、数万円から十数万円の現金が間違いなく動く場所なのだ。せめてクレジットカードでの支払いを認めてもらうことはできないものだろうか?◆そんなことを思っていたら、関西の阪急電鉄では新しい動きがあるのを聞いた。阪急電鉄では新たにICカードを導入して、1カ月ごとの利用実績に応じて金融機関の口座から料金を引き落とす後払いサービスを始めると発表した。しかも、定期券並みの利用があれば引き落としの時に定期券相当に割引くという。画期的な仕組みに驚いた。もっと鉄道に親しんでもらうために、こうした積極的な施策を考えないと。

Posted by ろん