1908 変えられるのは?

定点観察

先日あった、会社のキックオフミーティングの際に聞いた、ひとこと。

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。

なるほどね…確かにその通りだ。
変えられる可能性があるのは、未来と自分だけなのに、過去(…できごとかな?)や他人(…気持ちや考えかな?)を変えたくなるもの。実際、過去や他人に対して「こーだったらよかったのに…」とか「あーすればよかった…」なんて思いをすることなんて、しょっちゅうだ。でも、実際のところ、それらをどうすることもできない。相手は過去なんだし、他人なんだし。

一方、未来や自分は、まだ起きていないことなんだし、自分自身のことなんだから、変えられる可能性は間違いなくある。

でも。
変えられる可能性のあるとは言うものの、実はこれは結構面倒だ。
今の自分の行動パターンは、“過去”の自分の体験に基づいていることが多いので、それを外れるということは、相応の勇気と意思が必要になる。

決して変えることのできない過去と他人と決別し、変えられる可能性のある未来と自分に向き合えるか?
相応の勇気と意思を持たなければ、決して変えることはできないのだ。

Posted by ろん