1426 ニュースが示唆するもの
なんとICカード公衆電話の方が廃止されてしまうとは思ってもみなかった。記事によれば、登場からわずか6年しか経っていないが携帯電話の普及により利用が伸び悩んでいたという。3年ほど前の二番搾りで、どんどん増えてしまうICカード公衆電話を憂いていたが、まさか磁気カード公衆電話より先になくなってしまうとは…。当時からICカード公衆電話は、提供する側の論理だけで、利用者のことはあまり考えられていないと思っていたが、悪く言えば「当然の結果」…とは言い過ぎかもしれない。誰がここまで携帯電話が普及すると考えただろうか?わずか数年の間に、日本の情勢はガラリと変わった。未来のことを読むのはとんでもなく難しいと、このニュースは伝えてくれたような気がした。