1321 岡本太郎記念館

博物館・展覧会

せっかくの休みなのだから、平日しかできないことを…と思ったが、月曜日という曜日は公的な機関はもちろん、民間の施設でも比較的定休日であることが多い。

どうしようかとしばらく考えたのち、以前からちょっと行ってみたいところがあったのを思い出して出掛けてみた。南青山にある「岡本太郎記念館」へは、表参道駅からが近いのだが大手町駅から虎ノ門、六本木を経て、歩いてやってきた。骨董通りから一本奥まった通りに記念館はある。特に目立つ看板はなく、周囲の建物にとけ込んでいるような感じだったので見つけにくかったが、建物の前まで来るとその存在感に圧倒される。庭には彼の作品が並んでいるようだ。

入場料は600円。係の人に写真撮影しても結構ですので…と言われる。こういった施設ではちょっと珍しい気がする。来訪者の多くは携帯電話のカメラで思い思いに写真を撮っていた。もともと自宅だった建物を改装したものなのでそう広くはないが、作品をじっくり見ていくと意外に時間はあっという間に経ってしまう。

展示されて初めて気が付いたのだが、近鉄バッファローズのマークは、岡本太郎の作品だった。確かに言われてみればそんな感じがする。球団消滅がほぼ確実な状況となったいま、このマークも消えてしまうのだろうか?また「太陽の塔」をじっくり見たのは初めてだったが、塔の裏にも絵が描かれているということを初めて知った。

Posted by ろん