889 今日も余計な・・・

定点観察

体育で「休め」という姿勢がある。これは、「気をつけ」の対になる言葉、意味なのだろうが、幼いころ「休め!って言ったって休めないじゃん」と思ったものだ。「休め」という言葉を額面通りに受け取って、座ろうものなら、きっと怒られるだろう。そもそも「休め」と言う表現が悪いと思う。実際の「休め」は、「休め!」の号令のもと、姿勢を「気をつけほどではなく、少し楽にしていい」という感じになる。「休め!」よりも「楽に!」という感じの方が、よりふさわしい。では、なぜ「楽に!」ではく「休め!」なのか、考えてみた。たぶん、それは、命令調で言えるかどうかなのではないだろうか?「楽に!」というより、「休め!」の方が、なんとなく(本当になんとなくだけど)、威圧感がある。統制を取るためには、「楽に!」より「休め!」の方が、確かにふさわしいのだろうな。

Posted by ろん