528 新聞が届いていない朝に

物思いに耽る(雑感)

今朝はいつもの時間に、新聞が届いていなかった。雨が降っていたから、配達が遅れたのかも知れない。こう言うときには、新聞配達をしていた頃をいつも思い出す。起床は3時30分。4時から配達を始めて6時ちょっと過ぎまでに配り終わらなければならない。雨が降ったり、雪が降ったりすると、やはり遅れてしまうわけで、玄関で待たれていたりすると恐縮してしまう。◆雨の日に、配達途中で、新聞をひっくり返してしまい、ほとんどをびしょ濡れにしてしまったときは、悲しくて涙が出てきたし、雪の日は結局4時間近く掛かってしまったこともある。◆配達という作業は、名前はよく分からないけど「配達ルート表」によって行われる。これは、縦10cm×横20cmの横に長い短冊みたいな感じで、一枚に一軒の情報が書き込まれている。その配達する家の簡単な地図、配達するべき新聞(同時に複数の新聞を取ってるケースもある)、新聞をどこに置くか・・・など、新聞を配るだけでもいろいろ気を遣うことが多い。◆あるとき、いつものように配っていたら、ポストに「もう入れないでください!サービスかどうか分かりませんが、うちは一切取りません!」と、貼り紙がしてあった。どうやら、間違えて入れ続けていたらしく、後から話を聞けば、僕が配達していた新聞が大嫌いだったらしい・・・きっと嫌がらせとも思われちゃったのかも。◆いつもの新聞が遅れて届いたりすると、きまって思い出す。

Posted by ろん