2734 プロ
ちょっと前のことだが、銀座から新橋方面に歩いていたら、博品館の斜め前にある、24時間営業のスーパー「ハナマサ」の前を通った。
高速道路の高架下にあって、店の前は薄暗いが、店内はかなり明るい。そして、店の入口には、「プロの為の店」と書かれている。
ここでどうしても、気になるのが、
プロとはなにか?
…ということだ。
辞書による表現では、「ある物事を職業として行い、それで生計を立てている人。本職。くろうと。」とある。
ふだんプロって言葉を使うときは、職業にできるくらい「すごい」という意味のイメージを持っている。「その筋のプロ」なんていうと、「妥協しない」とか「その分野にのついては非常に詳しい」といった感じ。
店の脇を通ると、そこからも山積みの商品を見ることができた。
よく見ると…
プロ仕様
と書かれている。
で、“プロ仕様”ってなんだろう? どう解釈すればいいんだ?
僕のイメージしてしまうのは、さっきまでの“プロ”ではなく、“業務用”というイメージに変わる。「商売で使う商品だからある程度の値段に抑えてあるが、品質はそこそこ」って感じ。
つまり、ここでいうプロとは、すごい腕を持ちつつ、きちんと商売も成り立つ人たち向けと考えればいいだろうか?
なんだかまとまりのない話になってしまった。