7871 便利な言葉と化してないか?
複数のコンプライアンス違反があったという理由で、「TOKIO」の国分太一が無期限の活動休止を発表した件。
日本テレビ社長の会見では、詳細については、プライバシー保護の観点から一切答えられないという回答に終始したことで、かえって波紋が広がっている。
マスコミのひとつである日本テレビなら、こうした記者会見が問題であることなんて百も承知のはず。
ここまで固く口を閉ざしたのは、何か理由があるのだと考えるのが自然だ。
きっとプライバシーより守りたいことがあるのだろうと思いたくもなる。
そして、たとえ、いずれ事の詳細が明らかになってしまうにしても、日本テレビとしては、こうして“一切公表しなかった”という事実が大事ということだろうか。
この件で誰もが感じただろうと思うのは、“コンプライアンス”や“プライバシー”という言葉の“便利さ”、そして“軽さ”ではないだろうか。
相手を慮っているように見せかけながら、自分の都合を優先する便利な言葉に思えてくる。
すべてを詳らかにせよというのではなく、説明できるところはきちんと説明すべきという一点に尽きる。