7279 バス運転手不足
今日は湯河原へ来た。
湯河原の温泉街は、JR湯河原駅からは少し離れたところにあるため、路線バスを利用することになる。
この区間の路線バスは、日中は1時間に4〜5本もあってとても便利だ。
この地域のバスは、伊豆箱根バスと箱根登山バスの2社のテリトリーだが、この路線では珍しく両社の“共同運行”の形を取っているようだ。
そして、今回乗った伊豆箱根バスの車内で気になったのは、バスの運転手募集の広告が何枚も、あちこちに貼られていたことだった。
最近、バスの運転手が不足して、通常の運行ができなくなっているというニュースを見聞きする。
自分の身近な路線では、今のところ変化はないが、特に地方の路線では、それがかなり顕著になっているようで、運転区間の短縮や減便があちこちで起きている。
広告のなかには「バス運転体験会」なんてのもあって、少しでもバスの運転手に関心を持ってもらおうという表れのようだ。
この問題は今に始まったことではなく、以前からわかっていたことだったが、コロナ禍で一気に加速してしまった。
地道な活動も大切だけど、これで解決するとはとても思えないし、切り札のような自動運転技術もまだまだ追い付かず…見通しは暗い。