2744 さんふらわあ
先日、大分空港から大分市内までホーバークラフトに乗ったとき、窓から大型フェリーが見えた。船の側面に描かれた、太陽の絵…「さんふらわあ」だ。
おじゃこは、これを「のんきな船」と評したが、このデザインを見ると、なんとなくノスタルジックというか、穏やかな気分になってくる気がする。
この太陽のイメージ…どこかで見たことがあるような気がしたが、大阪万博の太陽の塔を思い起こさせるのだ。たしかに、最初のさんふらわあが竣工したのが、1972年だから、大阪万博の開かれた1970年の雰囲気を持っているのもうなずける。
特に太陽の塔の裏の“黒太陽”が印象的だ。
この船ほど、名前が有名なフェリーも珍しいのではないかと思うが、一般的な知名度ってどうなんだろう?僕は、さんふらわあには乗ったことがないが、CMで知っているのだ。このCMとイメージソングを知っている人って、僕の世代よりは上だろうな。
さんふらわあの唄
一人になりたいとき 二人きりになりたいとき
誰かに会いたいとき 風がささやく海の旅
心をみつめるとき 生きていると感じるとき
命が燃えるとき 夢が広がる海の旅
さんふらわあ、さんふらわあ 太陽に守られて
さんふらわあ、さんふらわあ 太陽に守られて行こう
特に、サビの、「♪さんふらわあ、さんふらわあ 太陽に守られて行こう 」のところがいい。
十数年ほど前になるが、小樽から新潟に向かうフェリーに、1度だけ乗ったことがある。
物理的に移動してる最中なのに、ぶらぶらと歩き回れる(走り回れる)し、売店とか、大きなレストランなどもある。風呂から見える景色は、一面大海原…不思議な感覚だった。まるで、大きなホテルか旅館そのものが動いている感じ。
久しぶりに、フェリーの旅もしてみたくなった。