6723 あるラジオCMでの違和感
ちょっと前から流れ始めたラジオCMにいつも違和感を覚えている。
世界がどんなに変わっても
幸せを求める気持ちを止めてはいけないと思う暮らすと働くを幸せであふれるものにするために
パナソニックは7つの事業の力を合わせ
幸せを作り出す一歩を踏み出しました。幸せの、チカラに。
パナソニックグループです。
自分の理解が足りてないだけかもしれないけど、冒頭の部分、何かいいことを言ってるような気もするが、実際は意味がよくわからない。
「世界が変わること」と「個人の幸せを求めること」と、どう関係があるのだろう…と思うのだ。
たとえば…だ。
コロナ禍で世の中の価値観が大きく変わったり、災害や紛争などで何気ない普段の生活が大きく脅かされるといったことを「世界が変わる」という意味だとしよう。
そのうえで「幸せを求める気持ちを止めてはいけない」と言われても…そんなことを言われなくても「そりゃそうでしょう」と思ってしまう。
たとえどんな理由があろうと「幸せを求める気持ちを止めてはいけない」のは、そもそも当然だからだ。
そして、その言葉に付け加えるかたちで、パナソニックの事業再編の目的を重ねるから、よけいに意味がわからなくなる。
だから、ここで言っている、“世界がどんなに変わっても”とは、具体的にどんなことを指しているのかが、とても気になってしまう。