6642 神宮外苑再開発

建築・都市

こんな計画が進んでいたなんて、初めて知った。

緑が豊かな景観とスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑地区の再開発計画案が9日、都の都市計画審議会で可決、承認された。予定地の樹木の7割を伐採する計画で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関「イコモス」の国内委員会は計画の見直しを求めていた。事業者は今後の調査で移植するか、伐採するかを検討する。

どのような計画になっているのか検索してみたら、野球場とラグビー場を入れ替えるということがもっとも目立つ特徴だった。

これはこれで悪くない気がする
これはこれで悪くない気がする

神宮第二球場がは取り壊され、その跡地にラグビー場が移転し、その空いたところに神宮球場が移転、神宮球場跡地が公園になるということで、かなり長期間にわたる再開発となる。

新聞などの記事をはじめ、世の中の論調としては、木々の伐採が問題視されていたり、景観を心配する声も多い

ただ、よく計画を見てみると、たしかに規模の大きな再開発ではあるが、野球場やラグビー場はすでにあるものだし、計画されている超高層ビルも、高さは増すものの現在あるビルを取り壊した場所に建設されるようなので、それほど問題があるようには思えなかった。

たしかに、第二球場はなくなってしまうし、木々の伐採は避けられないが、これは野球場やラグビー場の老朽化ここから移転でもしない限りやむを得ないだろう。

自分としては、このかなり限られた場所や条件での再開発は、考えられてるという印象を持った。

これもやむを得ないことは重々承知してのことだけど、これからの時代、まだ新しいビルが必要なんだろうか…とは思うけれど。

すべての工事が完成するのは、2035年という。

Posted by ろん