6613 大晦日の盛り込み小旅行(後編)

鉄道

鬼怒川温泉から新藤原までは4両編成だったが、新藤原からの野岩鉄道と会津鉄道線内は2両編成になっていしまうため、乗り換えの新藤原駅では席取りダッシュになってしまった。

新藤原ダッシュ
新藤原ダッシュ

—移動—
1037 新藤原 発[普通/野岩鉄道・会津鉄道]
1138 会津田島 着

でも無事に、座席にありつける。

ここからはしばらく、のんびり…といきたいところだが…

行先案内も見納め…
行先案内も見納め…

会津田島行きの6050系は廃止が決まったため、この行先表示も見納めとなる。

乗ってる人たちは、相当数の鉄道ファンが紛れ込んでいると思われ、撮影するところがだいたい同じだ。

野岩鉄道に入るとトンネルが増える。

鬼怒川温泉から新藤原のあたりまでは、雪はうっすらで野岩鉄道からの車窓もしばらくのあいだは雪が多め…といった感じだったが…

トンネルを抜け、鉄橋を渡ると、どんどんと雪が深くなっていく。

少しずつ雪が増えていき…
少しずつ雪が増えていき…
トンネルを抜けるごとに雪が多くなる
トンネルを抜けるごとに雪が多くなる
上三依塩原温泉口駅に到着。

上り列車交換のための少しの停車の時間があるが、今日は上り列車が遅れていたため、比較的長時間の停車となった。

ホームにもかなりの積雪
ホームにもかなりの積雪

おかげで、鉄道ファンを中心に、何人もの乗客がホームに降りて、ちょっとした‘撮影会‘のような感じにな。

これだけ雪に覆われた6050系を見るのは初めてだが、なかなか‘絵になる‘。

しばらく撮影会
しばらく撮影会
遅れて来たおかげ
遅れて来たおかげ

数分ほど遅れて、上りの特急リバティが到着。

この列車を待つ乗客は意外と多かった。

つかの間の”撮影会”は終わって、急いで列車に戻る。

 

野岩鉄道と会津鉄道の境界駅である、会津高原尾瀬口駅を過ぎると、雪はますます深くなる。

それでも列車はどんどんと進む。

これだけの雪は久しぶりに見た
これだけの雪は久しぶりに見た

これだけ積もっていると除雪も大変ではないかと思う。

普段見ない雪景色を眺めていると飽きない。

 

途中の遅れをあまり回復できないまま、会津田島に到着。

この列車がそのまま、鬼怒川温泉、下今市に向かう。

会津田島に到着
会津田島に到着

本来なら数分ほど折り返しに余裕がある予定だったが、車内整備があって、すぐに折り返しとなってしまったので、ホームから外に出ることもできなかった。

いったん車両の外に出て、車内整備が終わるのを待つ。

_
すぐに折り返し
すぐに折り返し

—移動—
1143 会津田島 発[普通]
1303 鬼怒川温泉 着

 

自分のように、そのまま折り返しで戻る人は少なかった。

乗客は少なめ。

鬼怒川温泉駅で買ったカツサンドをいただく。

さすがに乗客は少ない
さすがに乗客は少ない
ここでランチ
ここでランチ
新藤原に到着。

すぐに出発せず、実に16分も停車する。

新藤原で時間調整
新藤原で時間調整
13時3分に鬼怒川温泉駅に着くが、発車は13時20分で、そのあいだに、特急が先に発車することになる。
特急優先のダイヤになっているのは仕方がないか。

東武日光からの特急列車に乗りたいので、特急に乗車。

復刻塗装のスペーシア
復刻塗装のスペーシア

—移動—
1310 鬼怒川温泉 発[特急 スペーシアきぬ130号]
1334 下今市 着

 

かつてのデラックスロマンスカーのリバイバル塗装車。

列車交換で待っていたのは、SL大樹だった。

座っていた座席が反対側だったので、今回も見ることができず。

さすがに座席はいい感じ
さすがに座席はいい感じ
またSL大樹とすれ違い…
またSL大樹とすれ違い…
下今市で東武日光行きに乗り換え。
 
普通東武日光行き
普通東武日光行き

—移動—
1337 下今市 発[普通]
1346 東武日光 着

東武日光駅に到着。

周辺も含めて見学したいところだが、14分しか余裕がない。

東武日光駅
東武日光駅
ずらりと並ぶ特急群
ずらりと並ぶ特急群
_どうしても、今回乗っておきたかったのが、350系の特急”きりふり”だ。

土日休日のみ1日1往復ということで、意識しないと乗るチャンスがない。

特急きりふり
特急きりふり

—移動—
1400 東武日光 発[特急 きりふり284号]
1605 浅草 着

 

車内は、さすがに歴史を感じる。
 
リクライニングもしないし、シートピッチも広くない。
 
決して豪華ではないが、意外と座り心地がいいのが不思議。
 
懐かしい感じの色合い
懐かしい感じの色合い
リクライニングはしないけど…
リクライニングはしないけど…
西日が暑かったが、カーテンを閉めるのももったいなくて、ずっと外を見ていた。

ちょっと寝てしまったこともあって、あっという間に、浅草に到着した感じ。

浅草駅への進入は、そろりそろり…と。なかなか機会がないので、回送される350系を見送る。

浅草に到着
浅草に到着
見送ったけど…
見送ったけど…
予定通りに帰ってこられた…と思ったら…

ふと、手元にiPhoneがないことに気が付いた。

iPadで探してみると…なんと、自分の手元にないではないか!

あれ?こんなところに?
あれ?こんなところに?

検索してみたら、なんと、さっき通り過ぎたばかりの東京スカイツリー近くにあるではないか。

つまり、さっき見送った、350系にiPhoneを置きっぱなしで、車庫に引き上げられてしまったことになる。

駅員に事情を話し、どうしたら回収できるのか…と尋ねる。

すると折り返しの特急として、16時25分に浅草駅にやってくるというではないか。

以前、小田急ロマンスカーで忘れ物をしたときには、海老名まで回送されてしまったので、はるばる取りに行ったことがあったから、このまま待ってるだけでいいのは、ありがたい。

位置情報を確認していると、自分のiPhoneが近づいてくる。

自分は浅草、iPhoneはスカイツリー
自分は浅草、iPhoneはスカイツリー
戻ってきた…
戻ってきた…
早くも再会
早くも再会

さっきお別れしたはずの350系と早くも再会。

iPhoneも無事回収できた。

ほぼ予定通りの行程を経て終了できた。

_
浅草駅
浅草駅
浅草寺
浅草寺
_

Posted by ろん