6570 長崎の街と歴史をたどる(その1)

建築・都市,旅行・見学・イベント,歴史・地理

今日も路面電車で移動
今日も路面電車で移動

長崎3日目。

今日は、1日長崎の街を歩くことにする。

路面電車の1日乗車券を買ったので、あちこちに行けそうだ。

まず向かったのは、眼鏡橋。

長崎の名所の一つではあるし、よく見てた気がするが、実際に見たのは初めてだったかもしれない。

眼鏡橋へ
眼鏡橋へ
今日も修学旅行生たちがいっぱい
今日も修学旅行生たちがいっぱい
まだ朝早い時間で、見学する人が少ない…と思ったら…

修学旅行生に囲まれてしまう。

眼鏡橋を見上げて見る
眼鏡橋を見上げて見る

川面まで下りられるとあって、眼鏡橋を下から見上げてみた。

400年近くも前に作られた、日本最古の石造りアーチ橋。

女子高生たちが集まってる。

なんだと思ってみてみたら、石垣の一つがハートになっていた。

あとで調べてみると、恋が叶うパワースポットとして有名らしい。

ここでも人だかりが…
ここでも人だかりが…
ハートストーン
ハートストーン
商店街の入り口に、眼鏡橋をかたどったアーチがあったが、眼鏡屋の看板だった。

こんな使い方していいんだろうか? 地元の他の人は気にしないんだろうか…と気になった。

途中、路面電車の写真を撮ったら…よく見ると、運転士がピースサインをしていた!

私物化?
私物化?
ピースサイン?
ピースサイン?
結局、電車に乗ることなく、着いてしまった。

長崎歴史文化博物館へ。

長崎歴史文化博物館へ
長崎歴史文化博物館へ

名前通り、長崎の歴史や文化を学ぶことのできる博物館。

長崎を俯瞰して学ぶことができる。

 

展示されているボリュームが多い。

本当はもっとゆっくりと見学すべきなのだが、相変わらず盛りだくさんの予定を入れてしまってるために、ピンポイントで見学していく感じになってしまった。

近代長崎の歴史が学べる
近代長崎の歴史が学べる
電信でも長崎が窓口だった
電信でも長崎が窓口だった
お白洲が再現されていて、タイミングがあれば、寸劇などもみられるらしい。

万博についての企画展もやっていたので、ついこちらも見てしまう。こちらは撮影不可だったので、紹介できるのは、この写真だけ。

お白洲の再現
お白洲の再現
万博の集合写真
万博の集合写真
博物館近くに、防空壕があったので見に行ってみた。

この立山防空壕は、太平洋戦争中、長崎県知事が集まって指揮、連絡手配に当っていたところで、原爆投下時もここがその最前線となっていたとのことだ。

立山防空壕
立山防空壕
原爆投下時ここが拠点となった
原爆投下時ここが拠点となった
電停に行くのも少し距離があるので、結局ずっと歩く。

すると途中「フーコーの振り子のあるお寺」という謎の看板を見かけたので、寄ってみた。

これはいったいなんだ?
これはいったいなんだ?
福済寺
福済寺
福済寺というお寺で、亀に乗った観音さまがとてもインパクトがある。

フーコーの振り子は、本堂の地下にある。

階段を降りると鉄の扉があって、それを開くと真っ暗だった。

自分で電気をつけるらしい。

日本で一番大きなフーコーの振り子らしいが、壊れているようだ…。

地下にあった
地下にあった
えっ!?
えっ!?
長崎に来てから、ずっと天気が良くない。

長崎は雨が多いのか…と思ったが、いろいろ調べても別に特別雨が多いわけではないようだ。

やっぱり人気者?
やっぱり人気者?

そんなことを考えていると、自治会の掲示板に、前川清がイメージキャラクターとなっている貼り紙があった。

やっぱり人気者なのだろうか?

雨が多いと思ってしまうのは、やはり、彼の歌う歌のせいだ。

そのまま歩いて、日本二十六聖人記念館へやってきた。

豊臣秀吉の命によって、6人の外国人宣教師と20人の日本人信徒が殉教した地なのだそうだ。

日本二十六聖人記念館へ
日本二十六聖人記念館へ
しっかり見学したのは初めてかも…
しっかり見学したのは初めてかも…
ようやく路面電車に乗って、原爆資料館電停まで行く。

ちょうどお昼だったので、電停近くの寶來軒へ。やっぱり、ちゃんぽんを食べないと。

寶來軒
寶來軒
ちゃんぽんとチャーハンのセット
ちゃんぽんとチャーハンのセット
腹ごしらえを済ませてから、原爆資料館へ。

二十数年前と比べたら、すっかりきれいになっていた。

二十数年振りの原爆資料館
二十数年振りの原爆資料館
当時の惨状をわかりやすく紹介
当時の惨状をわかりやすく紹介
ここは、小学生だらけだったが、彼らにも原爆の悲惨さは伝わってるだろうか。

長崎に投下された”ファットマン”のモックアップが展示されていたが、以前はこんな色ではなかった。

数年ほど前、実際の色が判明して塗り替えられたようだ。

リアルな原子爆弾のモックアップ
リアルな原子爆弾のモックアップ
実物のインパクトはすごい
実物のインパクトはすごい
資料館に隣接している原爆死没者追悼平和祈念館も見学。

こちらは無料で入館できる。

長崎原爆死没者追悼平和祈念館
長崎原爆死没者追悼平和祈念館

 

見学者は自分しかおらず、地下にある施設だからか、とても静かで荘厳な感じがした。

 

 

次は、爆心地に行ってみよう。

すぐ近くに、当時の地層が見られるという場所があった。

爆心地も含めて、このあたりははがれきが堆積しているようだ。

当時の地層が見える
当時の地層が見える
爆心地
爆心地
さらに足を延ばして、平和公園へ。

平和祈念像も久しぶりに見たが、こちらは以前とまったく変わってない。

とんでもない数の修学旅行生が公園を占拠していた。

こちらも久しぶり
こちらも久しぶり
修学旅行生だらけ
修学旅行生だらけ
だいぶ歩いて疲れてきた。

でもせっかくなので、引き続き歩く。

原爆資料館電停近くに、長崎路面電車資料館があるので、こちらを見学。

ビルを通り抜ける電車
ビルを通り抜ける電車
長崎路面電車資料館
長崎路面電車資料館
一日乗車券を持ってるから、せっかくなので、長崎電気軌道全線に乗ってみようと思い立つ。

まずは赤迫電停へ。街並みはまだ続いているが、道は狭くなっていた。

赤迫電停
赤迫電停
崇福寺電停
崇福寺電停
今日最後は、蛍茶屋電停へ。

ここも崇福寺電停と同じように、山に入る一歩手前のところが終点となっていた。

蛍茶屋電停
蛍茶屋電停
いったん引き上げてから折り返す
いったん引き上げてから折り返す
これで、ほぼ、一日乗車券をフルに活用できた…って感じがする。

Posted by ろん