6443 変電所火災による案内で気になったこと

鉄道

出掛けようとブラブラとちょっと足を伸ばして駅に着いたら、何やら騒がしい。

どうやら停電で近隣のJR線がすべて運転を見合わせているという。

その停電の理由が、変電所の火災だというから、これはもうすぐに復旧する見込みはなさそうだとわかった。

券売機がすべて停止中だったけど…
券売機がすべて停止中だったけど…

改札は閉鎖され、自動券売機も中止されていた。

駅員が、電車に乗ろうとしていた人たちに対して、少し歩いた先にある地下鉄の駅に行くよう案内していた。

実は、あとから気になったのだが、このとき、駅員から振替乗車のことを案内したかどうか…ということだった。

振替乗車(振替輸送)は、利用できない区間の乗車券(定期券)があれば他の鉄道事業者の路線を利用できる制度だ。

でも、いまは自動券売機が動作しておらず、JRの乗車券を求めることはできない以上、必然的に他の鉄道事業者を利用することになる。

そうなると、人によっては、JRで安く行けるはずが、遠くの駅まで歩かされたにもかかわらず、運賃も高くなってしまうということもありえる。

そういったことを考えたら、自動券売機は動かして、せめてJRの乗車券を持って他路線を利用してもらうように配慮すべきだったのではないかと思った。

何も意識しなければ、そのまま交通系ICカードで改札を通ってしまって、運賃のことを意識しないままになってしまうのだろうけれど。

Posted by ろん