6421 陽性者数激減の理由の謎

新型コロナウイルス

東京の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が減少を続けている。

ここ最近の傾向としては、感染力の強いデルタ株が広まっていて、東京では陽性者の9割が、デルタ株に置き換わってると言われている。

緊急事態宣言が発出されたころ、都内の人出は、まったくと言っていいほど減っていなかったから、陽性者もこのまま際限なく増えてしまうのではないか…と思ったこともあった。

また専門家からも、街の人流を減らさないと大変なことになると言われ続けた。

しかし…今日東京の新規陽性者数は611人で、先週月曜の968人を下回って、22日連続の前週割れだという。

この陽性者数が減ってる理由を、いろいろなメディアで推察されているが、なかには都内の人流はちっとも減ってなかったのに、”人流が減った”のが理由に挙げていたところもあり、ほとんど説得力がないというか、無理矢理感があるものばかりだった。

実際、人の流れはほとんど変化はないまま、ただ陽性者だけが減っていっている状況なのは、どうやら間違いない。

15時台…ここ最近ちっとも変化してない
15時台…ここ最近ちっとも変化してない
21時台…ここ最近ちっとも変化してない
21時台…ここ最近ちっとも変化してない
これはいったいどういうことなのだろう。

もちろん、人から人への感染を減らすには、人と人との接触を減らす意味はある。

でも、それほど極端な自粛や行動制限といった動きがないにもかかわらず、陽性者数が減っているのも事実だ。

まだ調査している段階なのかもしれないけど、そろそろ人流や行動制限以外の要素についてもきちんと分析した結果を見たい。

まだまだ医療が逼迫している状況は続いているし、陽性者が減ってよかったね…ではなく、今度こそ、次の”第6波”に向けての対策を取ってほしい。

Posted by ろん