[社会の窓]誕生日のルーティンかも
以前、誕生日といえば、東京タワーのバースデーサービスだった。
無料ご招待だったかつての太っ腹サービスからすると、かなり“しょぼく”なってしまった感は否めないが、それでも“記念”としてその後も利用していた。
しかし、緊急事態宣言やサービス自体も休止してしまったいまは、もう思い出でしかない。
その代わり…いまは誕生日といえば、人間ドック。
毎年、誕生日に近い金曜日に合わせて人間ドックをしているが、その会場の近所にあるこんにゃく閻魔を訪れるのが、毎年のルーティーンになってるかもしれない。
昨年は暑かったが、今年は少し肌寒さを感じるくらいの気温だった。
人間ドックを終え、バリウムをお腹に抱えたまま、こんにゃく閻魔へ。

降り続いていた雨は、少し小降りになったが、こういうときでも、ひとり、またひとり…と、お参りをする人の姿がある。
目にご利益があるとされているこんにゃく閻魔にとって、“守備範囲外”だろうけど、コロナ禍と頻繁に起こる災害についても、ついお祈りしてしまいたくなる。