[社会の窓]お願いしそびれた

社会の窓

これまでとは違う人間ドックだった
これまでとは違う人間ドックだった

毎年、自分の誕生日に近い日を選んで人間ドックに行っているが、今年もこの日がやって来た。

ただ今年は、入口での検温やら入場制限やらあって、去年とはまったく違う雰囲気で行われた。

そのわりには、かなり早く終わってしまったので、ちょっと足を延ばして、”こんにゃくえんま”のある源覚寺というお寺に行ってみた。

こんにゃくえんま入口
こんにゃくえんま入口
参拝者がけっこういる
参拝者がけっこういる


大量のこんにゃく
大量のこんにゃく

本堂の中は観られたかったが閻魔さまの写真が掲げられていて、その前には大量のこんにゃくがあったり、お昼の時間帯で、かなりの蒸し暑さっだったにもかかわらず、何人もの人たちが、熱心にお参りに来ているのが気になりつつも、さっとお参りして帰ってきてしまった。

あらためて、こんにゃくの由来を調べてみると…。

言い伝えによると、眼病を患った信心深い老婆に閻魔大王が自分の右眼を与え、そのお礼に自分好物だった「こんにゃく」を断ち、それを供え続けたという。この閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っているのはそのためだそうだ。

以前も来たことがあったが、ここが目の病気に対してのご利益があったということを知らなかった。

しまった・・・いまこの記事を書くときに、この話を知ったので、目について閻魔さまにお願いしそびれてしまった。

それにしても、自分の好物を絶ったのは自分の強い意志だろうが、大量のこんにゃくをもらうほうの閻魔さまはどう思ってるんだろう…とちょっとよけいなことを考えてしまった。

Posted by ろん