6223 言いっぱなし、伝えっぱなし
新型コロナウイルス感染症が蔓延するようになる前後くらいから、特に未来を予測した記事を記録しておくようにしている。
そして、その予測した時期にその記事を読み返すのだが、ここ最近の中でひどいと思うのが、いまから3週間ほど前の、2020年12月17日のこの記事だ。
「Go To停止は意味がない。コロナ第3波は峠を越えた」京大ウイルス学者・宮沢孝幸氏の見解
一理あると思えるところもあるのだけど、毎日のように新規感染者数が過去最高を記録している現状を言い当てているかというと、まったくそうは思えない。
予測や異論が外れること自体、別に責めるところではない。
大事なのは、なぜ外れたのかという検証されることだ。
でも、実際は、検証どころか、予防線を張って自説を曲げない研究者と、“異論”に飛びつき消費したら次の新しい“異論”に飛びつくマスコミが、世の中を乱していく現実だけだ。
いい加減、言いっぱなし、伝えっぱなしがなんとかならないだろうか…と思う。