6231 感染経路の謎

新型コロナウイルス

都営地下鉄大江戸線
都営地下鉄大江戸線

大江戸線の運転士が新型コロナウィルスに集団感染して、運行本数が7割になってしまったが、その原因についてこんなニュースが伝わってきた。

大江戸線運転士の集団感染、「盲点」だった共用洗面所の蛇口

以前から、感染経路をきちんと分析して、日々の生活に生かすべきだと思っていたから、こうした集団感染の経路についてのニュースは興味がある。

ただ、このニュースは、にわかに信じられなかった。

蛇口だけで、38人も感染するだろうか?

たしかに感染者の唾液は共用洗面所の蛇口に付くことはあるだろう。

そしてそこから感染するということもあると思う。

しかし、蛇口がいくつあったのかはわからないが、次々と38人に感染するというのは、ちょっと多過ぎやしないか。

せいぜい数人程度だろう。もし本当にこれで感染が広がるとしたら、似たような事例が全国で起きても不思議ではない。

それよりも、濃厚接触に相当する状態…つまり、飛沫感染が起きていた場面があると考えるほうが自然だし、説明が付く。

もちろん蛇口による感染は否定するものではないけれど、実際にはまれなケースであっても、そればかりが注目されて、過剰な対策に走って、本来すべき対策がおろそかになったり、よけいな負荷が増えてしまわないかと心配になる。

”可能性レベル”では、ただの噂話と大して変わらない。

こういうことこそ科学的に証明して、きちんとニュースとして伝えてほしい。

Posted by ろん